ネック部分の日よけもばっちりのつば広の帽子です。
いかにも「首ガード!」という大げさなデザインではなく、さりげなく自然な感じに仕上げています。
つばの後方の緩やかにウェーブした部分は、一番長いところで約19cmあり、首の後ろをしっかりガードします。
(UVカットの接着芯がおすすめ♪)
前方も、安心の大き目のつばで、約13.5cmあります。サイドでは、13cm位。
前方のつばには、
クラフトコード(形状保持芯材)を使用して、好きな形にできるようにします。
大きめのつばの場合、視界を遮ることになるので、クラフトコードを入れておくと助かります。
後のリボンは、女性らしいデザインと、サイズ調節も兼ねています。
いつもはふんわり被りたいけど、風の強い時にはキュッとリボンを左右に引っ張って…と、簡単に調整できます。
ウェーブした後ブリムは、1枚仕立てと、2枚仕立ての両方の作り方を紹介しています。
1枚仕立ては、簡単な三つ折りで布端の始末をします。
軽く仕上がりますが、裏は接着芯が丸見えになります。
白系統の帽子なら気になりませんが、色柄物の場合は、色つきの接着芯の使用を。
2枚仕立ての場合は、表裏とも表が出ますので、安心です。ただ、1枚仕立てよりやや重くなります。
けれど、薄手の布地を使用すれば問題ないと思います。
●材料
表 地 | 薄手の生地 105〜cm巾×90cm
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裏地(適宜) 裏地有り | 薄手の生地 90〜cm巾×30cm
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後ブリム用 布地(適宜) | 後ブリム2枚仕立ての場合は、+表地30cm …ウェーブした後ろのつばの部分
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織地接着芯 | かっちりめのもの。110×60cm(片面接着)
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ニット地接着芯 | しなやかなタイプ。90〜cm巾×50cm(片面接着) |
クラフトコード | 1.3mmプラスチックのもの。90cm位 |
サイズテープ | 出来上がりサイズ+5cm |
※上記の目安用尺は、柄合わせの必要ない場合です。